吉川英治ゆかりの宿

吉川英治（よしかわ　えいじ）先生は、『宮本武蔵』や『三国志』、『新・平家物語』、『新書太閤記』など歴史をテーマにした小説を執筆し、昭和の戦前戦後を通して幅広いファンから人気を博した日本を代表する小説家です。古くはラジオドラマやNHK大河ドラマ、最近では、マンガ三国志、バガボンドの原作者としても、広く歴史小説ファンに知られています。
(末尾に作品への関連リンクを掲載しています)

昭和28年(1953年) 8月、吉川英治様が当館に宿泊されました。先生は『新・平家物語』を執筆するために秋山郷の調査に来られました。移動の際は木炭自動車を手配されたそうです。
当館のエントランスには、先生がお部屋で使われた机や、先生が書き残してくださいました色紙からブリントした膝掛け、先生に直筆いただいた掛け軸を展示しています。